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100名のアルバイトに、当日の仕事を自動配分
~ サービス業の”工程管理” 事例~
毎日誰が来るか分からないアルバイトに、仕事を最適配分 新規案件の納期計算に多大な時間 背景...
Excel専門|マクロ+システム開発で業務改善
背景 | 長期間に及ぶ投資計画の各作業を、複数名で効率よく分担したい。 計画変更時には、迅速にクリティカルパスを把握したい。 |
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方針 | プロジェクト管理的な業務であるから、パッケージソフトの導入を考えたが、使い勝手の点で頓挫。 元々Excelで管理していたことから、これを高度化する方針に。 |
効果 | 利用のための教育訓練期間を短縮できた他、出力結果が全てExcelファイルであることから、書き込みや図の追加といった二次加工が容易にできるようになった。 |
A社は、各種投資事業等を手掛けるベンチャー企業です。年間10以上の新規事業を開発し、時代にマッチした事業を探りながら最適な投資を探っています。
こうした新規事業開発は、わずか10名弱のスタッフがチームを組んで進められており、長期間に及ぶ様々なイベントを織り込んで、精緻な計画が求められます。
1名の担当者が複数のプロジェクトに関与することから、短時間で意志決定するためには、作業を分担する必然性がありました。また、計画が変更になることもあるため、迅速にボトルネックになる箇所(クリティカルパス)を見いだすことが重要です。
こうした要素はプロジェクト管理そのものであるという発想のもと、プロジェクト管理用のパッケージソフトを使う方向で検討を始めました。
B社でプロジェクト管理ソフトの導入検討を行った結果、「コストがかかる割に、見合った結果が得られない」でした。
その理由は、
といったものでした。
結局B社では、これまで手で管理していたExcel運用の延長で、「転記に時間がかかるなど作業効率が悪い箇所の自動化」「ガントチャート等、瞬時に視覚的に確認ができる機能を追加」「前後関係をPERT図イメージで表現(様式指定)」を実現することになりました。
主な理由は、
で、総予算としてはパッケージを買った方が安かったものの、短期間に運用を開始でき、必要な機能だけを使いやすく作れる点が評価されました。
その結果、細かい作業への分割は人がやるとして、その前後関係と標準時間を設定しておけば、最適な並列処理案を算出し、クリティカルパスも含めてExcelのオブジェクトとしてシート上に表現できるようになりました。
主なパッケージソフトの場合、結果は印刷するか表示する前提でしたが、Excelで作った本システムは、出力結果も全てExcelファイルであり、書き込みや図の追加といった加工が任意にできます。
もともと、投資計画の一環として使っていたため、こうした「任意に加工できる」点は、使い勝手に大きく貢献できました。