事例紹介

Excelマクロの「診断ツール」を多数に配布
~ 試用版の挙動をどうするか? ~

導入目的 自社サービスの顧客に、契約時に提供できるサービスの一つとして配布したい
課題 商品の売り上げにつなげるために、診断ツールをどのように位置づけるか
効果 試供版と正式版を用意することで、販促ツールとして活用できるようになった

対象業務概要

K社は試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品等の製品の製造販売を行っている、総合試薬メーカーです。
血液検査や培地を中心とした検査薬を扱っているのですが、検査結果を使用した高度な診断レポートの作成ツールを顧客に提供することで、更なる売上に繋がると考えました。

ご相談内容

顧客にとって必須アイテムであるExcelを活用し、検査結果の診断レポートを誰もが容易に使える仕組みとしてほしいとのご相談でした。
検査結果の診断には大学教授が開発したアルゴリズムを元に、K社が独自に検証して作り上げた複雑な仕様があります。
この複雑さを感じさせず、誰でも簡単な操作で結果を得られるようなツールとする事で、試薬の売上に繋げることが目的です。

できれば、自社の顧客にのみ提供することで、ロイヤリティの形成につなげたいところです。

対応策

診断レポートの項目やグラフについてはある程度決まっていましたが、検査結果をどう取り込むかなど細かな仕様についてはヒアリングを重ね、誰でも簡単に使える診断ツールは作成されました。基本的にマウスだけで操作できるなど、好評でした。

運用面では、試供版でツールに魅力を感じていただき、売り上げにつながった顧客には機能が充実した正式版に切り替えるためのKeyを提供する方式に落ち着きました。

しかし、試供版と正式版はどう差別化するか?という課題が残りました。
試供版を一度ご利用いただいたお客様に、正式版へのアップグレードを行っていただけるような作りにする事、試供版では機能にいくつか制約を持たせつつも、一番の魅力であるグラフ化などの特徴を残すことで、顧客に魅力を伝えながら、正式版へスムーズな移行ができるツールとなりました。

こうした作戦立案をお客様とともに考えるのも、私たちの仕事です。