事例紹介

情報システムのコストを抑える方法6選(2)

システム投資を抑えたい

クラウドサービスで、初期投資を抑える

買えば○百万円、借りればタダ!?

従来、データベースを導入し、自社でシステム化を行おうとすると、データベースの見積だけで、数百万円~数千万円というのが常識でした。

これは、見積を出したベンダーがぼろ儲けを企んでいるわけではなく、仕入値が高いのです。

更に、ハードウェアにしても、それなりに高性能なものとなると、1台数十万~数百万円しますし、万が一故障となった場合に備えてバックアップ環境を作るとなると、倍以上のコストになります。

こうして、初期投資だけで数百万円以上してしまうのです。高いですね。

クラウドサービスは、こうした不満にうまく応えていると言え、初期投資は原則0円~かかっても数十万円というケースが大半です。

代わりに「使った分だけ課金」が原則ですが、最近ではこれを、サブスクリプション、またはサブスクモデルと呼ばれるようになりました。

 

どんなサービスがあるか

クラウドサービスといっても、様々なサービスがあり、目的に応じて選択する必要があります。

例えば、

  • システムの一部として使う機能のみをクラウド利用する(データベース、ストレージ、等)
  • 特定業務用途機能のみ、クラウド利用する(経理機能のみ、在庫管理機能のみ、等)
  • 消費者向け機能に接続し、データを取得する(ショッピングサイトのAPI等)

そういえば、Office365(Microsoft365に名前が変わったようです)と呼ばれる機能も、クラウド型サービスが含まれています。

 

コスト=初期投資+ランニングコスト

クラウドサービスのランニングコスト

先に、クラウドサービスは初期投資がかからない、という話をしましたが、サービス提供者もボランティアではありませんから、どこかで課金する必要があります。

従前の個人向けサービスでは、広告掲載料で賄う例が多かったのですが、法人向けだとそうも言っていられません。

そこで、「使った分だけ支払う」サブスクモデルとなるわけです。

その「使った分」を何で測るかですが、

  • 利用期間に比例
  • 利用機能に比例

のいずれかが多い様です。つまり、本当は使っていなくても、利用期間に含まれていたり、機能に対して契約していると、課金されてしまいます。

先のOffice365は、期間と機能に比例します。法人向けだと、年間16320円~なので、何年か使うなら買った方が安そうです(365でしか使えない機能があるので、一概に比較はできませんが)。

意外と高い、ランニングコスト

自社向けにカスタマイズができる特徴を持った、営業支援サービスでは、初期の月額使用料は10万円程度だったものが、カスタマイズしている内に利用できる機能が広がり、気がつくと月額100万円を超えた、という話をよく耳にします。

目先の金額だけにとらわれず、一定期間に支払う総額がいくらになるか、という視点で評価をすべきでしょう。