事例紹介

WindowsUpdateに伴うOneDrive設定変更で、マクロエラー

事象 昨日まで動いていたExcelの業務支援ツールが、突然動かなくなった。
ファイルが存在しないと言っている。
原因 WindowsUpdateに伴い、OneDriveの設定が変更になったのが原因。
自動的に、デスクトップにあるファイルが、クラウド上に退避されている。
対策 このPCにのみファイルを保存するに、設定を変更する。

突然動かなくなった、ExcelVBAツール(外部リンクも無効に)

障害の概要

昨日まで普通に動いていたExcelVBAを使ったツール(外部リンクを使ったしくみも同様)が、ある日突然動かなくなり、「相手先ファイルが存在しない」と言われてしまうとの問い合わせが複数ありました。こうした事象が多発しているようです。

 

原因は、OneDriveの仕様変更(ファイルが消滅)

最近の仕様変更により、OneDriveに保存したファイルは、HDDの容量を節約するために全てクラウド側に持って行かれるオプションが追加されました。

最初はオプション扱いでしたが、最近のWindowsUpdateにより、無意識のうちにデフォルト(初期値)として「全てクラウド側に保存」されるようになり、元々ファイルがあったはずの場所にファイルが存在しない状態となるのが原因です。

いつものようにWindowsUpdateが行われた後、なんとなく表示されるOneDriveの設定画面にて、[次へ]を無意識に押すと、全てのファイルがクラウド側に持って行かれます。

Excelマクロでファイルが無いと言われる原因

この段階で、左下にある「このPCにのみファイルを保存する」を選べば、今まで通りの使い方になります。それにしては、不自然な日本語表現です。

 

補足

従来デスクトップの中にOneDriveフォルダがあったのですが、この変更によりOneDriveフォルダの中にデスクトップフォルダが存在する構造となり、デスクトップに配置したファイルはことごとくOneDriveの影響を受けるようになります。

 

 

対策

設定変更すれば、復旧可能

ExcelVBA側の問題ではないことが切り分けられましたので、設定方法をご案内しました。以下、その際の内容です。

Windowsの右下に表示されているOneDriveのアイコンをクリックし、表示されたメニューから「設定」を選びます。

Excelマクロでファイルが無いと言われる原因(設定変更方法)

自動保存のタブを選び、デスクトップの保存さきを「このPCのみ」に変更します。

Excelマクロでファイルが無いと言われる原因(設定変更方法)

この後ファイルが復旧しますが、元々あったファイルが戻らない場合は、OneDriveフォルダ内に復元されている可能性があります。

 

※突然動かなくなったExcelシステムの調査も、お気軽にご相談下さい