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パソコン無しで勤怠登録
職場に近づく/離れるだけで、自動記録
※以下は、当社で導入したものです 出社登録するパソコンが、起動しない! WindowsUp...
Excel専門|マクロ+システム開発で業務改善
業種 | |
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利用規模 | |
用途 | |
解決した問題 |
背景 | 海外の拠点で、国内で利用しているExcelファイルを利用しようとすると、そのままでは動かないケースがある。 |
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方針 | メッセージ表記を各国で切替える、日付の表示に合わせて並び順を変える、といった対応を実施。 |
効果 | OSの言語設定により、自動的に表示の切り替えやロジックの分岐を行うよう、対策。 |
海外展開を行っている企業が増えていますが、U社も国内で展開している事業を海外拠点に拡大することになり、国内で使っているExcelシステムをそのまま海外でも使うことになりました。
しかし、海外の事業所では現地のOS・Excelを使っていることから、そのままでは正しく動作しません。
具体的には、メッセージ内容が文字化けしたり、オブジェクト名が異なるのでエラーになる等が生じます。
U社が対応したのは、英語圏と韓国です(他社の例では、中国語版等も扱っていますが、個別に癖があります)。かたや2バイト文字が使えない環境、他方2バイト文化圏でも文字コードが異なる、といった具合で、WindowsやExcelの環境そのものが大きく異なります。
例えば、シート名や各種オブジェクトに日本語が使用されているとまず動作しませんし、そもそもメッセージの内容から大きく異なります。
メッセージ等は言語環境ごとに切り替えるように作ることも出来るのですが、日付で並べ替えを行うと国によってdd/mm/yyyy表記の場合は日で並んでしまうといった問題が生じてしまうため、今回は国別にファイルを分けることにしました。
シート名を始め各種オブジェクトに付ける名称は、英語版を前提に全角文字の要素を全て排除し、前述の並べ替えなどの要素をどんな国のOSでも対応できるようにしました。
テスト検証時に発覚し、対応に意外と苦労したのが、住所などの入力エリアでした。日本語版だと当然の「ふりがな」欄や「郵便番号」欄は必ずしも国際常識ではなく、一方欧英語圏では人名に「Mr」「Mrs」が必要であったりと、細かい修正が必要となりました。こうした事情により、言語により表現の長さがかなり異なり、日本語だと漢字4文字で十分だと思っていたら、英語表記では10文字でも足りないケースも出てきました。こうした場合、ケースバイケースで、「大は小を兼ねる」レイアウトにするか、表現を工夫するか、各国版で様式を変えるかを検討することになります。
その後も中国語など多言語への対応を進めて来ましたが、3バイト文字の存在など思いがけないことの連続です。表示する文字を切替えれば済むだけではない可能性もあるので、準備期間を長めに取るべきというのが、得られた教訓でした。
なお、OSやExcelが表示するやメッセージ表示は、コントロールパネルの言語の変更で切り替えできます。