道具としてのExcel活用

30,000通の迷惑メール(原因と対策)

迷惑メールが、30,000通

2022年1月に当社に来た迷惑メールの数、およそ30,000通でした。1日あたり1,000通、といいたい処ですが、実際には1週間ほどで対策したので、実質1日あたり4,000通以上です。振分けるのも大変ですが、放置しておくとメールBoxがパンクして、本来受け取るべきメールが受信できなくなってしまいます。
この大量の迷惑メールの99%以上が、当社のWebページにある問い合わせフォームをロボットで操作することで、ビジネス上の問い合わせを装っています。調べて見ると、全て特定の隣国から来ていました。

こうしたメールのリンクにうっかり触れると、ウィルスに感染するような事態が予想されます(さすがに確認していませんが)。ワクチン(ソフト)を導入していても、未知のウィルスには効果がないのは、コロナウィルスとワクチンの関係で知られている通りです。
つまり、ワクチンがあったところで役に立たないのです。
これだけ大量のメールが送られてくると、メールサーバが破綻し、ビジネス活動がストップしてしまいます。メールを活用している企業にとっては、電話中心で営業している会社で、電話が使えなくなるのと同じインパクトがあるのです。

 


当社の対策

送られてくるメールの特徴は、いずれも「問い合わせを装ったもの」なのですが、これを全てブロックしてしまうと、当社の営業活動が成り立ちません。
そこで、問い合わせForm側にロボットが操作したかどうかの判断を入れる設定を行い、ロボットと判断された場合は「送信したふりをして捨てる」しくみを入れてみました(設定をちょっといじっただけですが)。

たったこれだけの対策ですが、この手の迷惑メールがピタリと止まりました。

 


DX推進の意外な前提

デジタル推進(DX)を国策として新しい省庁まで作っていますが、不測の事態への対策を怠ったまま推進したところで、サーバが止まったりウィルスに感染すれば、それこそ仕事どころでは無くなり、本末転倒です。

今どきはやらないと思いますが、筆者が小学校に入学した頃は、まず鉛筆を小刀で削る方法を教わりました。
当然けがをする危険があるので、どのような危険があるか、どうすれば回避できるか(持ち方など)、けがをしたらどうするかといったことを先に教わった後に、実際に「削る」行為に及んだものです。
同様に、便利な部分だけ光を当てるのでは無く、リスクの認識をし、対処法を学んでおかないと、不測の事態に対して”大怪我”に至ってしまいます。

政治の世界では、迷惑メールが民間企業に送られることよりも隣国を刺激しないようにすることが重要でしょうから、こうした行為が自然に治まることは期待できません。導入する企業側で自己防衛できる部分は、自分で対処すると腹をくくるか、良き相談相手を持つべきでしょう。