Excelに始めて触れたのは、1988年のことでした。バージョン1.06Jと言われた頃からエクセルを使い始め、あまりの使いやすさにExcelと心中しても良いと覚悟を決め、以後Excelでの業務改善を専門として取り組んできました。
最初は普通の会社に勤務しながら自分の部署や会社の業務改善をしていましたが、そのうち日本中のオフィスをExcelで改善したい、などと無謀な志を持つにいたり、スピンアウトして設立したのが、クレッシェンドです。
別に起業するだけならAccessでも何でも良かったのかも知れませんが、Excelに惚れてしまったのだから仕方がありません。

当社は2001年に、我が国初の公的インキュベータ施設であるNSO（西日暮里スタートアップオフィス）に30倍の競争を勝ち抜いて選ばれ、産声を上げました。
創業前は、ある大企業にてSE業務の傍ら、パソコンを使った業務改善の仕事をしていましたが、当時はパソコンを使って仕事をするのは「遊び」だととらえられていました。今の感覚では、任天堂DSを使って業務改善をしようと言っているのに近いかもしれません（これ自体否定しませんが）。社内ではパソコンを使うこと自体があまりほめられたものではなく、それなら自分で世の中にパソコンの便利さを広めてみよう、と思ったのがそもそもの設立の動機です。

当社の仕事の８割はリピート需要ということでもおわかりの通り、（今のところ）顧客の支持を得られています。この調子で実績を積み上げ、「「問題解決手段を提供できるコンサルティング集団」を目指しています。
そのために、生産性に寄与する環境を充実させています。
すでにＰＣのメモリを１Ｇに対応した他、液晶モニタは1人2画面ずつを実現するなど、開発環境の整備を進めています。