事例紹介

オンラインセミナー(ウェビナー)体験談
~ 改めて道具の使い方を考える ~

今なら法定研修もオンライン

資格要件を満たすためだが、良い経験に

瞬時に満員 人気のウェビナー

本来教室などに通って「受講」することが前提のセミナーを、Web会議システムを使って行うのが、Webセミナー、略して「ウェビナー」なんだそうです。

そういえば、雇用調整助成金対象となる教育訓練も、教室に通うことが前提なので、「入学証か同等のものがなければ対象になりません」だそうです。

そこへ行くと、経済産業省系は進んでいるのか、中小企業診断士の更新要件(5年で5回受けないと、登録の更新ができない)である研修は、早速一部がWeb(Zoom)化されていました。

運良く申込みができましたが、期間限定で数回しか開かれないため、すぐに満員御礼となっていました。

 

法定研修の特徴

本人の関心に基づき受講する任意のセミナーと違って、法定研修には「それを受講することでxxxの要件を満たしたものと見なす」的な前提が、法律でこまかく決まっているのが特徴です。

診断士であれば、「1回につき4h以上、間の休憩は15分、最低○分は当年度の中小企業施策をテーマとする・・・」などと、細かく決まっているので、講師の裁量で自由に短縮したり、カリキュラム内容を変えることができません。

そんな制約の多い研修にもかかわらず、迅速にオンライン対応されたことに、正直驚きました(いい意味で)。

 

 

従来の研修との違いとは?

思ったほど慣れている人が少ない印象

想定外続きの当日

更新手続きは少なくとも過去25年間、ほぼ内容に変化が無かったので、いきなりオンライン化とは隔世の感があるものだと感慨にふけっていたのですが・・・

まず、前日までどこにアクセスすべきか、当日の教材をどうするのかといった案内がなく、ちゃんと登録できたのか不安な日々を過ごすことになりました。。

それは最悪の場合、当日電話で確認すればよいとして(=アナログな発想)、当日になって時間通りに接続しても、接続許可待ちで待つこと10分。遅れて参加すると法定要件を満たさないので、本当に電話をすることになってしまいました。

すると、10回以上コール待ち後に出た担当者から、「ただいま本部のシステムがトラブってまして、あと20分以内にメールが行くと思います」とのこと。

結局10分後には復旧したのですが、最後にお詫びがてらの事情説明を聞くと、急な停電で再起動に時間がかかったのだとか。

運営側も、まだまだ慣れていない様子でした。

 

肝心のセミナー内容

さて、一度つながってしまえば、日頃使っているWeb会議システムそのものですから、違和感はありません。

適宜小グループに分かれて討議をするなど、運営側の工夫も見られ、飽きることはありませんでした。

他の参加者で、子供にまとわりつかれて途中離脱を余儀なくされるハプニングがあったりと、いろいろな面で新鮮です。

しかし、一部で「賛成の人は、手を挙げて下さい」という流れで、本当に手を挙げて人数を数えていたのが、妙にアナログ的な印象を受けました。人数が多いので、数える方も大変でしょうし、ビデオに記録しているといっても、二次利用できるデータではありません。これでは「オンラインセミナーは、制約がある」ことになってしまいます。

画面の共有や挙手するなどの機能はまだまだ一般的ではないですし、環境によって使える/使えないがあるので、標準的な機能が一般化して、Webならではの運用が定着するには、まだまだ時間がかかりそうな印象です。

かく言う当社でも、初めてWeb会議を使うというお客様に対しては接続のための説明書を作ったりしていますが、スマホで映して貰って説明するとか、そもそもスマホの画面をTVに映して貰うとか、もう少し発想の転換があっても良さそうです。