異種項目データのクロス集計システム(ITコンテンツ企業)


データ加工後の修正を簡単にできるように配慮した設計

1.導入前

企業に対する福利厚生サービスを提供している企業のデータを預かり、Excelのピボットテーブル機能を活用して分析し、レポートの作成を代行するサービスを提供しています。幸いサービスは好評で、月を追うごとに作業依頼が増えており、嬉しい悲鳴から本当の悲鳴に変わりつつありました。

2.導入の経緯
件数だけでなく、データ量が増えてきたことから、手作業で他種類のピボットテーブルによる分析を行うことは、作業効率的にも問題が多く、できれば予め指定したパターンに従って自動的に分析結果を生成できる仕組みに変えたいと考えていました。

3.開発したシステムの概要
企業毎に微妙に異なる項目を持つ基データを読み取り、まずは手作業で第1段階の加工を行います。この部分はあまりに多様なため、システム化するよりも手作業で行った方が効率が良いという判断のもと、あえて自動化していません。

その後、このデータを読み込んで、性別、部署別などの要素で、十数種類のクロス集計を行います。
中間をピボットテーブルで持たせているので、データ加工後も手作業による修正が楽になります。

 
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