エンドユーザー部門の情報ニーズ、お任せください
エンドユーザーの細かい(あいまいな)ニーズを、要件定義から代行します
エンドユーザ-からの情報化ニーズは、多くの場合、特定業務について非常に細かい内容になりがちです。
現場としては必要なニーズですが、あまりに細かいと要件としてまとめるだけでも時間を要してしまいます。
また、専門用語で会話ができないため、気をつけないと意思疎通のすれ違いが発生しかねません。
当社は、エンドユーザーを対象に1200件以上の情報化に取り組んできた実績があり、こうした曖昧なニーズから具体的な要件定義にまとめることを得意としています。
高速に開発可能(アジャイル型エクセル開発)
「間に合わせでもいいから、とにかく早く!」といったニーズに対して、Excelを画面・出力物として見本を作り、承認を得られた後はそのまま定義体として活用する手法により、超高速開発が可能です。
もちろん、精度の向上はその後見直しで可能です。
Excelを使ったアジャイル型開発手法で、開発スピードと金融機関にも利用される精度を共存可能です。
Excelを使った、既存のエンドユーザーツールを、改良します
当社は、ExcelをUIとして業務システムを構築する専門のベンダーです。
エンドユーザーの手に負えなくなったExcel(Access等Office製品含む)の運用を全面的に見直すことで単純化・標準化を行い、属人化の排除や、セキュリティ基準・内部統制などへの対応を図ってきました。
また、基幹システムとの連携が可能な運用も得意としています(以下は一例)。
- 「エクセルに見えても実はクラウド」といった運用
- SQL Server、Azure、AWSなどとの連携
- DWHを介した緩やかな連携運用
- ERPのデータを授受し、手で補正後にエラーチェック
人材派遣より確実です
にわか仕立ての「エクセルに詳しい人」ではなく、長年専門的な立場から多くの現場を見てきたエンジニアが、運用の視点も交えて、より適切な着地点へ導きます。
『言われた通りにやった結果、以前よりも複雑怪奇な状況になる』様なことは、ありません。
また、原則チームで仕事をしているため、属人的な経験範囲に縛られることもありません。
要件定義のみでも、お手伝いします
- のべ1500以上事例の経験を活用し、適切な運用をアドバイスします。
- 他所のケースを参考に、複雑怪奇な現場のルールを整理し、システムに具現化します。
- 基幹システムとの連携を踏まえた精度の高い運用が可能です。
- 必要に応じて現場に出向き、ニーズの背景を把握します。
のべ1500以上以上のエンドユーザ事例を持っているため、対象となる部署の業務もこれまで取り組んできた要素を組み合わせることで、たいていの説明が可能です。
こうした経験を踏まえて、業務の目的や背景といったニーズを把握しながら、要件定義から行うことが可能です。決して「言われた通りやって何が悪い」的な無責任な対応はしません。
業務設計そのものを AsIsではなく、ToBeでお手伝いします
- 既存の手順をそのまま置き換えるのではなく、0ベースで業務を見直すことで、最適な業務プロセスを再設計します。
- Excelならではの、「利用者自身で拡張できる」設計を行うことで例外に強くなり、問い合わせも減らせます。
- 複数部門統合に伴う「ツールの統合」もお任せください。
現地作業に対応します
現地でなければ動作できない/セキュリティ上の制約で外部に持ち出せない・・・様々な理由で、現地でなければできない作業にも、対応します。
大量データ、基幹データも扱えます
- 小~中規模DBシステムを、短期で構築します
- ERPデータの加工を、Excelの優れたUIで支援します
小規模であったり、短期間の臨時運用であったりする場合は、わざわざサーバを構成する時間と費用がばかになりません。
こうした時、ひとつの目安としてAccessで活用するMDB(またはAccdb)形式のファイルを、データの"入れ物"として活用します。(Accessのライセンスは不要)
もちろん、最初から1000万件クラスのデータを扱う場合は、データベースサーバとの組み合わせを前提に設計を行います。
また、全利用者がネットを使える環境であれば、クラウド型のDBを使うことで、サーバをたてずに短期間で高度な機能を利用することができます。
なお、最初にAccess(オンプレミス)で作っておき、後からクラウド型、もしくはSQL Server(オンプレミス)へ移行する拡張性を保てます。
利用者からの依頼 Excelなら短期にできます!
「請求書のレイアウトを変更したい」
「POSデータのレイアウトが変わったので、集計できなくなった」
「現場で文言の微調整ができるシステムを作って欲しい」
:
エンドユーザからすれば必要不可欠なシステム化リクエストも、集まってくるシステム部門から見ると、細かすぎて多くのリクエストをお断りせざるを得ません。
そんな、従来「お断り」だったものでも、Excelを使えば意外とカンタンに実装できる場合があります。
例えば、
- 提出先の役所ごとに、見積書の体裁を変更している
→ 数値は変えられないようにした見積書をExcelで作成し、レイアウトは手で微調整 - 申込書の情報をデータ登録しているが、エラーが多い
→ Excelで登録票を作り、入力時にエラーチェックを行うしくみを実装 - 新しい企画書を作る毎にデザインを変えた資料を作っている
→ テンプレートを差し替えればデザインが変更できる分析ツールを作成…
といった具合に、入出力I/F部分にExcelを活用することで、極めて柔軟な情報システムを実現できます!
Excelなら、システム部門の負担を軽減しつつ、柔軟性を高められます。また、今まで切り捨てていたリクエストも、実現できます。
Excelから他システムへの移行支援(マイグレーション/Migration)
現在Excelで行っている業務を、基幹システムに載せる場合、往々にして仕様書類が無い事がネックとなります。
- 一般的なプログラム言語と異なり、上から下へ処理が流れるとは限らず、シート間/Book間で参照している場合は処理の流れを追いきれない
- 試行錯誤的に作られた場合、使っていないシート・式・データ類があるが、区別しにくい
- 慣れていない人が作った場合、処理・データ・wkエリアが混在一体としている
他システムに移植するには、移植先のシステムに合わせたドキュメント化を図る必要があります。
そこで、Excelに精通し、他システムとの連携経験も豊富な技術者が、内容をドキュメント化することで、移行の前提となる「現仕様(ASIS)」を明確にします。
ソリューション例
- 大量のExcelファイルを短時間でドキュメント化(200ファイルの概要を、2週間でドキュメント化)
- 複雑な構成のBook群を、利用者へのヒアリングを通じて分析し、ドキュメント化
- 大量のExcelファイルに対するドキュメント化の標準化を図り、一部をサンプルとして作成の上、残りは当事者社員に引き継ぎ(ノウハウ移転)
その他
- Excelを使って、開発業務そのものを、支援します。
- エクセルl+マクロ(VBA)で、DB定義の見える化など、開発業務をアシストします。
- 上流工程における「動くモックアップ(プロトタイプ)」を通じて、ブレのない設計を支援します。
- Excelが組み込まれたシステムの、分析・ドキュメント作成を支援します(DRAMS)。
より詳しい内容については、ショールームでご体験いただけます。
開発支援
開発ドキュメント生成システム「DRAMS」
- 新旧2つのファイルの差分をレポート
- 式や関数が含まれている箇所を図示
- 外部参照元やデータの流れを一覧でレポート
- Bookの全体像を把握するためのレポートを作成
- SUM関数等の対象範囲を視覚化し検証用にレポート
- 条件で絞り込み 10分の1~100分の1にまで圧縮
Excelだけで データベースの定義ができます
Excelのファイルに定義した情報を元に、MDBを生成します(SQL Server上のテーブルも生成可能)。
逆に、現状のMDBファイルの定義情報を、Excelファイルで一覧化し、Accessだけでは見えにくい属性情報などもわかりやすく把握することができます。
動作するプロトタイプで 仕様変更を激減できます!
完成するシステムがどのような使い勝手になるのか、正確なことは”作ってみないと分かりません。しかし、主な機能部分をプロトタイプ(モックアップ)を作ることで、早い段階で利用者に実現イメージを的確に伝えることはできます。プロトタイプを通じて早期にすれ違いを吸収することで、仕様変更を大幅に減らせます。
Excelなら、実際に近い画面イメージに加え、ボタンを押せば画面が遷移する、確認メッセージを出す等、仕様書に近い動きをするプロトタイプを、短期間で制作することができます。
こうしたプロトタイプの段階で仕様変更を吸収することで、正式開発着手後の仕様変更を大幅に変更できます。クレッシェンドは、プロトタイプ(モックアップ)制作を通じてイメージを伝えるためのノウハウを、経験を通じて数多く積み上げています。
企画中のシステム、一部をExcel化しませんか?
- 印刷帳票の種類が非常に多い
- 印刷帳票の改訂が頻繁に入ることが見込まれる
- 入力チェックのロジックが複雑
- リベート計算など、ルールが複雑過ぎ、かつ頻繁に変更される
:
「請求書のレイアウトを変更したい」
「POSデータのレイアウトが変わったので、集計できなくなった」
「現場で文言の微調整ができるシステムを作って欲しい」
:
このような場合、フロントエンドや帳票作成部分にExcelを活用することで、煩雑な例外処理から解放されます。
Excelを部分的に活用することで、複雑な例外処理を切り離せます。
Excelシステムの仕様書作成を自動化しませんか?
Excelで作ったシステムは、他の言語で作成したシステムとドキュメントの作り方が異なります。いちいち手で作成すると、作業負荷の問題だけでなく、ヒューマンエラー(人的ミス)にもつながります。
常に最新の状態を維持するために、「Excelのファイルから、設計書を生成する」発想で作られたのが、DRAMS(ドラムス)です。 月単位のレンタル(月額¥25,000~)によるご利用も可能です。
自動生成されるドキュメントの例
多数の利用者向けUIの実装ノウハウで、登録画面/レポートを実装します
一度に大量のデータを登録するUIは、Excelが一番使いやすいと言われています。また、レポートにメモをしたり目印に色を付けたりできるのも、Excelで作られたレポートの特権です。
こうした特性を利用し、基幹システムのデータベースから、指定された条件でデータを抜き出し、レポートを作成する実装を、短期間・低コストで実現します。
他方式との比較
比較表
業務アプリケーションとしての比較
Excelとデータベースを組み合わせることで、「いいとこ取り」ができます。
比較表のサムネイル画像をクリックすると、比較表を拡大表示することができます。
- エクセルは、単体で使用する場合はWebとのリアルタイム連携や、パッケージソフトとして再配布する様な使い方は苦手です。その一方で、利用者にとっての「わかりやすさ」では、他を圧倒します。しかし、入力/出力部をエクセルにして、データ部分をSQL ServerやOracleなどのデータベースで処理することで、大容量・高速が求められるシステムを、あたかもエクセルを使用しているような使い勝手で実現できます。
- Excel + DBの場合、SQL Server、Oracle等を導入する必要はありません。その場合、Accessと互換性を保てるデータ形式で、データを管理します。