Excelマクロでシステム開発|今すぐできる業務改善方法

 継続的アンケート調査集計システム

 入力内容の検証作業までも自動化した、調査集計自動化システム

 背景

A社では多くの事業所に対して、独自のアンケート調査を行っています。
アンケート内容は細かく設定してあり、設問数も多く具体的で、とても質の高い物です。
ですが、同時にアンケートの回答漏れや数値等の細かい記入ミスが目立つようになり、検証時間が従来の数倍にまで膨れ上がりました。
また、事業所によってアンケート用紙の体裁が違うため、集計表に転記するのも一苦労です。
継続的に続けてきたが、このままでは業務が回らない……A社は、幾つかのシステム開発会社に連絡を取る事にしました。

この事例の問題点を2つほど挙げ、その対応後についてもご説明します。

 記入ミスが多く、集計前の検証作業の負荷が大きい

問題

「数値のみ」「整数のみ」のような簡易な入力制限はExcelの機能で行えていましたが、「特定条件下でのみ回答可能」「前回の回答内容と差異がある時に限り入力」のような特殊ケースは、Excelの機能では実現できず、手動で検証を行っていました。
そのため、記述者の入力ミスが目立つようになり、検証での見落としが出るまでになってしまいました。

対応後

当社のノウハウを活かすことで、特殊ケースに関しても入力制限を行えるようになりました。
また、システムによる検証機能を実装する事で、従来で数週間必要だった検証時間が大幅に短縮され、しかも漏れなく確実に記入ミスを検出することが可能となりました。

 事業所によりアンケートの体裁が違うので、集計しづらい

問題

例えば事業所Aと事業所Bのアンケートの場合、Aの設問1がBの設問3だったりと、不一致箇所がいくつか存在します。
ですがアンケートの内容は同じなので、集計をする時は同じものとして扱わなければなりません。更に毎回のアンケート内容も事業所ごとに表現が変更されることもあるため、常に設問の位置や内容が可変状態です。
このような事情があるため、集計結果を作成する作業は手作業でしか行えず、対前回比も算出不可能でした。

対応後

当社のノウハウを駆使した結果、「事業所によってアンケートの体裁が違う」「毎年設問の位置が変更される」「国内と海外でアンケートの内容そのものが違う」といった状況でも、ボタン一つで集計が行えるような仕組みを実現することが出来ました。
更には前回の内容も引き継げるので、「対前回比率」まで求められるようになりました。

 補足

当社の案件では「集計」を扱うものが多いため、アンケートの体裁作成から出力様式の作成まで、幅広く実装することが可能です。

また、実際に納品物をベースにした、デモンストレーションシステムで動きをお見せすることも可能です。下記バナー画像からどうぞ。


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